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ベゼラパパ文庫

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こちらの本、実はベゼラパパのお客様が書いたものです。

「枯れるように死にたい」

一瞬ドキッとするタイトルですが、内容は老人医療の実態と高齢化社会の問題にご自分の体験と
お医者さんで老人施設の責任者であるご主人の考え、さらに様々な体験者への取材を基に
延命治療や看取りの問題、家族のこと、そして「人間らしい最期とは?」を考える読みやすいけれど
重みのある一冊です。

まだ両親とも比較的元気なので本当のところあまりリアルに迫る問題ではありません。
でもいつかは来るかもしれないその時に知っていたほうがいいこと、
もしかしたら親たちと話しておいてもいいテーマなのでは?と考えてしまいます。

しゃべれない、意識レベルも低い、口から物を食べられない、(あくまでも老衰)
そんな状態で回復の見込みもないのに何年も管につながれている肉親の姿はきっと
悲しすぎるんじゃないか・・・?いやそれでも生きててくれれば・・・できるだけのことは
してあげたい・・・でも本人が望んでるかな・・・介護にも疲れてくる・・・
きっとそんな感情と現実と葛藤とエゴときれいごととでぐるぐるになってしまうんじゃないかな


今後益々加速する高齢化社会、本当にみんなが満足する制度や環境がすぐに整うか疑問。
それにこれは心の問題もかなりウェイトを占めている。
ならばせめていざという時にたとえ迷路に迷い込んでも、壁にぶち当たっても
「たしかこんな道があったけ!」とぐるぐるになった頭と感情の整理ができるように、
知っていたらいいことだと思います。


お店においてひと月ほどですが、かなり反応があります。
実際に経験をした方、医療関係の方など実際に向き合ってる方は
多いんですね。

著者の田中奈保美さんは医療や食、旅行などに関する執筆もされています。
物腰が穏やかで淡々としながら、知識の豊富なあたたかい方です。

田中奈保美さん著  「枯れるように死にたい」 
新潮社から¥1575で発売中です。
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[ 2010年11月25日 19:23 ] カテゴリ:コミュニティ | TB(0) | CM(2)
そうねですね~難しいテーマですよね
以前、傾きかけた有料老人ホームの立て直しの
仕事に財務的に携わった事があります
何十年も前に1000万近く払い入所した方たちの
終の棲家が危うくなる。
たくさんの高齢者を目の前にみてショックで悲しかった
怖かった。身体の自由が在るうちはいいが
自分が自分でわからない、全部砕いた食事で味も何も
食べる喜びもない
どの部屋も薬と汚物と消毒の匂い
それでも、老いても好きな人は出来るらしく
焼きもち焼いて喧嘩、妄想と思い込みで激しい喧嘩
いつか自分も通る路・・・・不安かな~
20代の人たち~たくさん税金納めてにゃ~笑

自分らしく生きる 自分らしくってなんだろう・・
石に名前が刻まれる日まで

でもこんな事考えるのは人間だけ
花や動物は命の灯が消えるまでただただ
一生懸命生きるだけ

う~む今日はシリアスです(笑)
そろそろ縮毛強制に行きま~す


[ 2010/11/28 23:22 ] [ 編集 ]
いつもコメントありがとうございます。
また先日はご来店ありがとうございました。
こういうきっかけがなければなかなか手に取ることのないジャンルの本だったのでいい機会を頂いたと思っています。
[ 2010/12/03 15:29 ] [ 編集 ]
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